開発課 課長・稲毛田恒夫いうまでもなくたいやきを作るには欠かせない材料。
全ての原料を遺伝子組替えでないことを至上命題とし、開発に向かいました。
しかしながら砂糖の原料はその多くを輸入に頼っているさとうきびです。
輸入原料では全ての遺伝子組換えでないものを証明するのは困難でした。さとうきび以外で砂糖の原料となると、北海道などで栽培されているビート(てんさい)がありますが、こちらはグラニュー糖へ加工するのが一般的。
たいやきの上品な甘さを出すためにどうしても上白糖が必要でした。
そこで稲毛田課長はメーカーに問い合わせたところ『見た事も聞いたこともない』と断られてしまったのです。そこで自ら国産ビートを原料とした上白糖を探すことになりました。
最終的に、北海道のメーカーで目的の砂糖を見つけることができました。
『各方面から支援頂き、なんとか見つけることができました。よく調べたらこれまで使用していたビート原料のグラニュー糖と同じメーカーが作っていました』と笑って振り返ります。
砂糖の原料となるビート、小豆は北海道産、これらの作物は異なった作物で転作を行なわなければ畑を維持することができません。
たいやきというひとつの食品が同じ土から生まれた生命で構成されているのです。
『同じ地域で同じ環境で育ったものどうしは相性が良いと言われます。今回のたいやきもすっきりとした甘みが豆の味を引き立ててくれました。巡り合わせを感じますね』 北海道産どうしがめぐりあって生まれた味の調和をおいしく食べて欲しい。そんな思いで商品を送り出しています。

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